Автор: 中嶋善輝
Издательство: 東京外国語大学 / アジア・アフリカ言語文化研究所
Дата издания: 2008
Количество страниц: 138
Язык: японский и тувинский この小辞典は,2008 年度 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語 文化研究所主催のトゥヴァ語研修に際し,その教材の一つとして編 纂したものである. 従来わが国において,トゥヴァ語に対する関心は,残念ながらさ ほど高くなかったと言わざるを得ない.トゥヴァ語の話 者が 25 万人 弱という少なさと,トゥヴァ人がモンゴルや中国に跨って広く暮ら しているとしても,中心であるトゥヴァ共和国がロシア連邦の一国 家であるという事情から,その名が国際的に表に出ることも少なく 知名度は低い.必要となればロシア語などで一定の情報が得られる, というような理由もあったろう.また,特にチュルク語学やモンゴ ル語学の視点からも,トゥヴァ語はチュルク語でありながらも,モ ンゴル語から非常に多くの借用をしており,見かけ上,他のチュル ク諸語とは語彙層が随分異なる.この点も,とっつきにくくさせて きた一因ではなかったろうか.
Издательство: 東京外国語大学 / アジア・アフリカ言語文化研究所
Дата издания: 2008
Количество страниц: 138
Язык: японский и тувинский この小辞典は,2008 年度 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語 文化研究所主催のトゥヴァ語研修に際し,その教材の一つとして編 纂したものである. 従来わが国において,トゥヴァ語に対する関心は,残念ながらさ ほど高くなかったと言わざるを得ない.トゥヴァ語の話 者が 25 万人 弱という少なさと,トゥヴァ人がモンゴルや中国に跨って広く暮ら しているとしても,中心であるトゥヴァ共和国がロシア連邦の一国 家であるという事情から,その名が国際的に表に出ることも少なく 知名度は低い.必要となればロシア語などで一定の情報が得られる, というような理由もあったろう.また,特にチュルク語学やモンゴ ル語学の視点からも,トゥヴァ語はチュルク語でありながらも,モ ンゴル語から非常に多くの借用をしており,見かけ上,他のチュル ク諸語とは語彙層が随分異なる.この点も,とっつきにくくさせて きた一因ではなかったろうか.